[Blender] Blenderをコンソール付きで起動する
Blenderのアドオンを開発するとき、デバッグプリントなどで print() 文を使うケースが出てくると思います。 print()文の出力はコンソールに出ますが、Windows上でBlenderを起動し、Blenderのテキストエディタ上でpythonを実行してもコンソールが現れず、print()文の結果が確認できません。 それだと不便なのでBlenderをコントロール付きで起動できるようにします。 まず、blender.exeのショートカットを作成します。 次に、ショートカットの名前を適当に変えます。ここでは、blender_consoleにしておきます。 それから、このblender_consoleプロパティを開いて、「ショートカット」タブの「リンク先」のファイル名の前に "cmd.exe /c " と書きます。"/c" の前後には半角スペースを入れておきます。 この状態で「OK」してプロパティウィンドウを閉じます。 こうして作ったショートカットから起動すると、コンソール付きでBlenderが起動します。 このショートカットはタスクバーにピン留めもできますので、そうすれば、タスクバーからいつでもコンソール付きでBlenderが起動できるようになります。 <追記> 上記のままだと、コンソールがShiftJISとなってしまい、Blenderからの文字出力(UTF-8)と異なるため、文字化けすることがあります。これを避けるには、"cmd.exe /c"のところを、"cmd.exe /c chcp 65001&&"とします(&は二つです)。つまり、Blender起動前にコードセットを切り替えるように書いておけば、文字化けが避けられます。