日本酒 純米大吟醸 酒未来50 -Wonderland- 無濾過生原酒
酒未来。それだけ聞くと、お酒の銘柄のようですが、いえ、実際に銘柄なのかも知れませんが、酒米の品種でもあります。
酒未来は、美山錦を父、山酒4号を母に持ち、1999年に山形県で生まれた品種だそうですが、珍しいことに高木酒造と言う酒蔵が育成した品種なのです。
民間の酒蔵が育成したことと言い、「酒未来」という名前と言い、この酒米に対する意気込みが強く感じられますね。
味わいはとてもまろやかで、淡くピリリとしたガス感が心地良いです。
このお酒を造っている寒菊銘醸は千葉県の酒蔵ですが、酒米は山形県産のものを100%使用。
年に一度の醸造とのことで、大切に味わいたいと思います。
ではでは。
(追記)
よくよく調べてみますと、高木酒造とは「十四代」という有名な銘柄を出しているところで、酒未来も「十四代」で使う前提で育成されたもののようです。
となると、この酒未来50を醸した寒菊銘醸も、十四代と比較されるのは覚悟の上でしょうし、気迫と気迫のぶつかり合いのような物を感じますね。